評定算出エクセルのサンプル
端数処理
端数処理や得点の入力の仕方を考慮した、評定算出のためのエクセルファイルのサンプルを作ってみました。
端数処理は、選択できるようにしました。
入力画面は、前期後期や観点を気にせず、時系列で得点を入力し、満点や重みを設定していく方式です。紙の名簿に手書きしているものを、そのまま入力していくことができるので、チェックが簡単になり、ミスを減らす手助けをします。
校務支援システムに貼り付けるときは、まるごとコピーできるので、転出などの縦の位置に気をつければ、貼り間違いの可能性を大きく減らすことができます。
おまけとして、「AIアドバイザー」を装備してみました。人工無能型のAIですが、教務点検の中で、機械的にチェックしていることは、機械にやらせればいいのです。人間は、機械ができないことをやりましょう。(教務点検を不要にするものではありません)
エクセルで作った簡易的なもので、成績処理AYUMIの基本部分をエクセルで再現してみたものです。それ以上のものではありません。
年間通して、自由に入力
①学期ごと、観点ごとではなく、年間通して自由に入力していきます。
②どの学期の資料か、どの観点か、重みは、ここで指定します。到達度に対して重み付けするので、満点にとらわれずに指定できます。
ここに得点を入力していきます。緑の部分は、テストの合計点なので、数式を消さないでください。
氏名はここに貼り付けてください。空欄にすると転出扱いとなって、評定しません。
AIアドバイザー搭載!!
【整合性】は、★がついていれば整合性に不備があります。大丈夫なら✓が表示されます。たぶん問題が生じることはないのですが、念の為チェックしています。
①到達度と評定の整合性
到達度と評定の整合性は、小数点以下第1位に四捨五入して評定を判定させ、入力した評定と同じかをチェックしています。
②観点と評定の整合性をチェックしています。
観点と評定の整合性は、AAAは5か4、AACは2・3・4のどれかになるなどという整合性をチェックしています。5や4にAがないか、などのチェックも同時に行われます。
【AIアドバイザー】は、次のようなものをチェックし、アドバイスします。
①ボーダーライン付近にいる
②定期テストのみの到達度より評定が低い
③学年末に、前期と比較し、2段階落ちや1段階落ちのチェック
④評定1の生徒にコメント
到達度0%は「評定資料なし」
到達度が0%より大きく10%以下は「評定資料ほとんどなし」
到達度が10%を超えている場合は「評定資料の評価が低い」
校務支援システムに貼り付け
列の順番を合わせているので、ブロックで選択し、校務支援システムから書き出したエクセルファイルに貼り付けるだけです。
到達度の縦棒は、校務支援システムのエクセルファイルに貼り付けたときに、勝手に変換されるのを防ぐためのものです。そのまま貼り付けてください。